T:コンピュータウィルスとは? |
コンピュータウイルス(以下、ウイルス)とは、心ない人間によって意図的に作成された悪質なプログラムの一種です。その動作が自然界のウイルスに似ているため、ウイルスと呼ばれるようになったものです。
インフルエンザが学校や家庭、職場での空気感染などで伝染するように、コンピュータウィルスもコンピュータの間で情報のやり取りによって伝染していきます。
例をあげれば、
- メールのやりとり
- インターネットからのファイルのダウンロード
- LAN等による複数のパソコンでのデータ共有
- フロッピーやMO等によるデータのやりとり
などがあります。

ウィルス対策の世界的な権威、トレンドマイクロ社によるウィルスの定義は、以下のようなものです。
- 以下のような行動パターンを持つ不正プログラムをウィルスと呼ぶ。
- 感染
- 潜伏
- 発病
- データの破壊、動作の不安定などユーザーの意図しない行動をする
- また、他のプログラムに感染(寄生)する習性を持たず、プログラム自身がユーザの意図しない行動をする不正プログラムがあります。
これらは「ワーム」「トロイの木馬」などと呼ばれ、上記のウイルスの定義からははずれますが、コンテンツセキュリティの見地から、トレンドマイクロではウイルスと同様の取り扱いをしています。
インターネットとメールが情報伝達の手段として当たり前になりつつありますが、マナーや危険性を理解し、周囲に迷惑をかけず、自分も面倒に巻き込まれないために、必要な知識を確認しましょう。
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