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コンピュータウィルス基礎知識 -その5- |
情報提供:HANDS CLUBnet ITセンター |
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X:もしもウィルスに感染してしまったら |
予防し、気をつけていても「絶対」安全という保証はありません。
「つい」「うっかり」ウィルスファイルを開いてしまったり、自分で気づかない内に感染している場合があります。
「ひょっとして感染したかも」という場合にも、対策をしておくことをお勧めします。
その場合、早急に行う対策(作業)には2つの要素があります。
- 自分のパソコンからウィルスを駆除し、復旧する
- 自分からこれ以上ウィルスが広がらないよう、関係者に連絡する
(メール以外の連絡方法を使うこと)
自分の被害を食い止める1番目の対策は当たり前のことですが、礼儀として忘れずに2番目の対策を行ってください。
知らなかったとはいえ今度は自分が加害者となって、得意先・仕入先・知人など無関係な人を被害に巻き込んでいる可能性があるので、この被害を最小限に押さえる努力をしなくてはいけません。
【 ウィルスを駆除し、復旧するには 】
万が一ウィルスが発見された場合、これを完全に駆除し、もとの状態に復旧するためには、パソコンについてのかなりの専門知識が必要です。
データやシステムが破壊される前に、早急にパソコン購入店等のプロに相談し、対策されることをお勧めします。
- 既にウィルス対策ソフトをご利用の場合
- 重要なデータ(業務ソフトなど)のバックアップをMO等に取る
- その対策ソフトのWebサイトから、最新のウィルス対策パターンをダウンロードする
- 対策ソフトの最新パターンでウィルスチェックを行う
(ウィルスが発見されなければご安心ください)
- ウィルスが発見された場合、ウィルスによって復旧が必要な内容が異なるので、その対策ソフトのWebサイトで対処方法を確認する
- 指示された内容を修復する
- ウィルス対策ソフトがない場合
- 重要なデータ(業務ソフトなど)のバックアップをMO等に取る
- 以下のアドレスでオンラインのウィルスチェックを実行してみる
(無料サービス)
トレンドマイクロ ウィルスバスター・オンラインスキャン
- 無事にウィルスチェックが完了し、ウィルスが見つからなければOK
- ウィルスチェックが終了したが、ウィルスを発見した場合には、駆除ソフトが必要となるので、早急にウィルス対策ソフトを購入し、上記1-b以降の作業を行う
- ウィルスチェック自体が実行できない場合、早急にウィルス対策ソフトを購入し、1-b以降の作業を行う
ウィルスについては、正直なところ一度痛い目にあわないとなかなか本気で対策する気になりにくいものです。
しかし、7/25にニュースになった長野県庁の例を見ても、徐々にひとごとではなくなりつつある物騒な世の中です。
ちょっとした用心と投資で防ぐことができるのですから、ぜひ日頃から心がけてみてください。
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